性的人身売買で逮捕のショーン・コムズの裁判、2025年5月に決定
性的人身売買などの容疑で逮捕、起訴されたミュージシャンでラッパーのショーン・コムズの裁判が、2025年5月5日に始まることが現地時間10月10日行われた予備審問で明らかになった。 【写真】「ショーン・コムズ」フォトギャラリー コムズは現地時間9月16日、ニューヨークで逮捕され、性的人身売買、恐喝など3つの罪で起訴された。彼は無罪を主張したが、保釈が認められなかったために今も拘留されている。Varietyによると、10日の予備審問でコムズは初めて出廷。裁判所には、母親のジャニスや彼の子供たちもサポートのために姿を見せていたそう。コムズの代理人は、裁判が4月、もしくは5月に行われることを希望していたようだ。 女性たちから訴えられるなど、複数の訴訟を抱えているコムズだが、弁護団は9日、政府がメディアと組んで中傷キャンペーンを行い、公正な裁判を妨害したと主張。証人の資格剥奪や起訴状の全容疑の却下などを求めた。2016年にホテルで元恋人キャシー・ベンチュラを暴行したとされる映像を、今年5月にCNNがリークしていたが、これも「政府による陰謀」だと訴えているようだ。 コムズは先日新たに、未成年者25人を含む120名から民事訴訟を起こされた。被害者は男女ほぼ同数で、最年少は当時9歳だったとされる。また先月末には、50セントとNetflixがタッグを組んで、彼に掛けられた疑惑をドキュメンタリーにすることを発表している。