『国立劇場初春歌舞伎』一生懸命な子どもたちの立ち回りに尾上菊五郎も笑顔「かわいらしい孫たちが…」
『国立劇場 令和7年初春歌舞伎公演』が7日、東京・新国立劇場 中劇場にて行われ、終演後に出演者が囲み取材に応じた。尾上丑之助、中村梅枝、尾上眞秀、中村種太郎、中村秀之介ら子どもたちも、同公演の感想を語った。 【動画】『初春歌舞伎公演』子ども達の可愛すぎる感想にメロメロ 尾上菊之助&丑之助は“襲名イヤー”「5月に向けて2人で稽古を積んでいる」 『初春歌舞伎公演』は、尾上菊五郎を中心に行われている新春恒例公演。今回は「通し狂言 彦山権現誓助剣」(ひこさんごんげんちかいのすけだち)が上演される。 囲み取材にはほか、坂東楽善、尾上菊之助、坂東彦三郎、中村時蔵、中村萬太郎、市村竹松、市村光、上村吉太朗も出席。菊五郎は報道陣にむけて「みなさま、あけましておめでとうございます」とあいさつし「(舞台では)かわいらしい孫たちが一生懸命に立ち回りをいたします。初台へぜひ足をお運びくださいませ」と呼びかけた。 菊五郎が「だんだんうまくなってきた」と褒める子どもたちの立ち回り。感想を聞くと、眞秀は「けいこからみんなで立ち回りするのが楽しいです」といい、丑之助は「真剣での立ち回りをあまりやったことなかったのでうれしかったです。そして立ち回りの型も色々学べたのでいい経験でした」と振り返る。 また梅枝は「初めて刀を使っての立ち回りだったのでうれしかった」と言うと、種太郎も「僕も立ち回りをするのが初めてだったのでとっても緊張したけど、やっみたらとっても楽しかったです」と元気に話す。最後に秀之介が「ちょっと難しいけど、頑張りたい気分です」と言うと、周りもほほ笑んでいた。