バイデン米大統領、カリフォルニア山火事対応のため最後の外遊中止
【ワシントン=池田慶太】米ホワイトハウスのカリーヌ・ジャンピエール大統領報道官は8日、カリフォルニア州で広がる山火事対応のため、バイデン大統領が9~12日に予定していたイタリア訪問を中止すると発表した。20日退任するバイデン氏にとり、最後の外遊になるはずだった。
ジャンピエール氏は「大統領は今後数日間、最大限の連邦政府の対応を指示することに集中し続けるため、訪問中止を決めた」と声明で説明した。イタリアではローマ教皇フランシスコやメローニ伊首相との会談が予定されていた。