パイレーツの“新怪物”が現楽天“神の子”に並ぶ デビュー7試合で50奪三振以上10四球未満
◆米大リーグ パイレーツ4―1レッズ(17日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク) 【動画】スキーンズの投球 キャッチャーの捕球音がすごい! パイレーツのポール・スキーンズ投手(22)が17日(日本時間18日)、本拠地レッズ戦に先発し、6回6安打1失点と好投。7奪三振1四球と内容も安定しており、“怪物ルーキー”がデビューから無傷の4勝目を挙げた。 23年のMLBドラフト全体1位の右腕。デビュー戦でいきなり102マイル(約164キロ)を計測するなど話題をさらい、今月5日(同6日)のドジャース・大谷翔平との“怪物対決”は日本のファンの記憶にも新しいだろう。結果は大谷の15号2ランを含む3打数2安打2打点と圧勝だったが、「素晴らしい球でした」と大谷も初回は3球連続の直球で空振り三振だった。 この日の登板で新たな快挙も生まれた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、キャリア最初の7試合で50奪三振以上は1901年以降で18人目だが、その上で10四球未満は3人目。スキーンズと同じく今季デビューを果たしたパイレーツのジャレッド・ジョーンズ投手(22)とともに、“神の子”と呼ばれた14年のヤンキース・田中将大(現楽天)も名を連ねていた。 〈1〉14年 田中将大(ヤンキース)7四球 〈2〉24年 J・ジョーンズ(パイレーツ)5四球 〈3〉24年 P・スキーンズ(パイレーツ)7四球
報知新聞社