「巳」のヘッドマークで出発進行! 富士・岳鉄が迎春準備 元日には限定グッズ販売も
富士市の岳南電車(通称・岳鉄)は26日、正月の特別版ヘッドマークを付けた列車の運行を始めた。2025年の干支(えと)「巳(み)」をデザインし、一足早く正月気分を演出している。 縁起物とされる白いヘビの土鈴がモチーフ。背景には富士山と松竹梅を描き、新年を祝う華やかな見た目に仕上げた。干支のヘッドマークは14年から始め、今回でちょうど1周した。 ヘッドマークを付けた電車は25年1月中旬まで、1日あたり16本ほど運行する予定。運行時間は午前6時~午後2時。 元日には吉原駅で、ヘッドマークを手のひらサイズにした缶バッジや、正月限定デザインの1日フリー乗車券を数量限定販売する。非売品の「鉄カード」や、かつて貨物列車で使用していた荷札「貨物車票」など、岳鉄グッズ10種が入った福袋も用意するという。
静岡新聞社