サッカー・イニエスタ選手ら外国人3選手 約21億円の申告漏れ 移籍当初から家族と同居 確定申告必要な「居住者」と判断か
サッカーJリーグの契約金などをめぐり、ヴィッセル神戸に所属していたイニエスタ選手が大阪国税局からおよそ9億円の申告漏れを指摘されていたことが分かりました。 関係者によりますと、サッカーJ1のヴィッセル神戸で2018年から去年までプレーしていたアンドレス・イニエスタ選手について、2018年分の契約金に関して必要な確定申告をしていないとして、約8億6000万円が申告漏れにあたり、追徴税額が約5億8000万円(所得税、消費税、無申告加算税の合計)にのぼるということです。 イニエスタ選手が移籍当初から神戸市内で家族と同居していたことなどから、大阪国税局は確定申告の必要な「居住者」にあたると判断したとみられます。 ヴィッセル神戸は取材に「対応できません」としています。 このほか、セレッソ大阪のゴールキーパー・キム・ジンヒョン選手や名古屋グランパスのパトリック選手も申告漏れを指摘されていて、3人の申告漏れの合計は21億6000万円あまりとされています。