バイデン大統領夫人がトランプ氏に投票?共和党シンボルカラー真っ赤な服で投票所訪れネット騒然
バイデン大統領の妻ジル夫人が、米大統領選当日の5日に共和党のシンボルカラーである真っ赤なパンツスーツを着用して投票所を訪れ、ネットを騒然とさせたと米FOXニュースが報じた。民主党のハリス副大統領ではなく、共和党のトランプ前大統領に投票した可能性を指摘するユーザーもおり、選挙戦から夫を撤退させたことへの復讐との見方も出ている。 【写真】米大統領選で敗北表明するハリス副大統領の演説を聴く支持者 バイデン大統領は、6月に行われたトランプ氏との討論会で苦戦したことを受けて民主党内からの撤退圧力の高まり、7月下旬に選挙戦からの撤退を表明した。しかし、ジル夫人ら家族はバイデン氏に選挙戦の続行を求めていたとされ、再選の取り辞めを巡って不満を持っているとの憶測がささやかれていた。 そのためネットには「赤色は意図的だった。そうでないはずがない」「投票に行くため真っ赤な服を着た。民主党の政治家の妻としてその意味を知らないはずがない。バイデンとジルは怒っている」などのコメントが寄せられ、服装に注目が集まった。 ジル夫人は2020年には民主党カラーの青いスーツを身に着けて投票しており、「トランプ氏の勝利が分かっていた」「トランプに投票したに違いない」と、密にトランプ氏を支援していた可能性まで取り沙汰されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)