最高額は誰だ! サッカー日本代表、最新市場価値ランキング11~20位。アジアカップで屈辱を味わった男たち
18位:浅野拓磨 生年月日:1994年11月10日(29歳) 最新市場価値:400万ユーロ(約5.6億円) 所属クラブ:ボーフム(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:16試合5得点1アシスト 浅野拓磨は、アジアカップのグループリーグ第2戦・イラク代表戦に先発したものの、好印象を残せなかった。だが、クラブでは好調で、市場価値は自身最高額の400万ユーロ(約5.6億円)となっている。 今季の浅野は、ブンデスリーガで16試合に出場して5得点を挙げている。ボーフムで過ごした過去2シーズンは、どちらもシーズン3得点どまりで、今季はすでにこの数字を超えた。 その活躍も影響し、ボーフムと契約した2021年7月時点で300万ユーロ(約4.2億円)だった市場価値は400万ユーロまで上昇した。一般的に市場価値が下がり始める年齢で価値を高めているところだ。 残留争いをしていた2022/23シーズンのブンデスリーガ最終節・レバークーゼン戦では、1得点1アシストの大活躍を見せて、ボーフムを自動残留に導いた。大一番で勝負強さを見せる浅野は、得点数以上のインパクトを残している選手と言えるかもしれない。
17位:渡辺剛 生年月日:1997年2月5日(27歳) 最新市場価値:600万ユーロ(約8.4億円) 所属クラブ:ヘント(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:21試合2得点2アシスト 渡辺剛は、アジアカップの出場がグループリーグ第3戦・インドネシア代表戦の8分間のみだったが、ヨーロッパで着実に市場価値を高めているセンターバックだ。 FC東京でプロデビューした渡辺は、2021年にベルギーのコルトレイクに加入し、すぐに定位置を獲得。ベルギーで評価を高めた。昨年夏にはヘントに移籍して、ベルギー国内でステップアップしている。ヨーロッパの屈強なFWにも屈しないフィジカルを武器に、新天地でもレギュラーに定着した渡辺は、最新の市場価値が600万ユーロ(約8.4億円)となっている。 日本代表でなかなか出られないのは、冨安健洋や板倉滉と比較してややスピードに欠けるところがあるからかもしれない。また、ビルドアップの精度が抜群ということでもないため、日本代表でポジションをつかむにはもう少しインパクトが求められそうだ。