在留外国人や訪日客が増加する熊本県 防災への対応は
熊本県警では、非常時の必需品のチェックリストなどを外国語でも作成するほか、企業向けの防災講習の要望や相談があれば、最寄りの警察署に相談してほしいとしています。 プラセスワーク協同組合 緒方廣二代表理事 「地域の方たちとのコミュニケーションが密になれば、非常に彼らも安心できると思う。地域の方たちにも理解してもらって、一緒にコミュニケーションとってもらいたいなと思っています」
インバウンド増加 避難誘導に翻訳アプリも
よりスムーズな避難を目指した取り組みは、交通機関でも。 「I want to go to hospital(アプリ音声:病院に行きたいんです」 震度6強の地震が発生した想定でJR九州が実施した訓練では、増加するインバウンドに対応するため、翻訳アプリを使って状況確認や避難誘導する場面もありました。 川底正剛熊本駅長 「コロナが明けまして、熊本駅を中心として海外のお客さまもかなり列車をご利用していただきますので、上手く言葉が通じない、コミュニケーションがとれない部分をいかに海外のお客様にわかっていただくか、今後も課題として訓練していきたい」 (くまもとLive touch 6月18日「逃げるスイッチ、オン」より)