再びリヴァプールの絶対的な左SBへ ロバートソンは“批判”をエネルギーに変える 「人々が間違っていることを証明しようとしている」
本調子でないとの声も
リヴァプールでプレイするDFアンドリュー・ロバートソン(30)はここからの巻き返しを誓った。 絶好調! リヴァプールの王サラーの今シーズンのゴール&アシスト集 2017年にリヴァプールにやってきて以降、ロバートソンはチームに欠かせない存在の1人として躍動してきた。右のトレント・アレクサンダー・アーノルド、左のロバートソンという超攻撃的SBはリヴァプールのアイコン的存在だ。しかし、ロバートソンは今シーズンしばしば批判を浴びることもあり、同ポジションのコスタス・ツィミカスが称賛されることもあった。 本調子でないことも懸念され、定位置を失う可能性も指摘されていたロバートソンだが、疑念を抱く人たちが間違っていることを証明すると決意しているようだ。 「ここ数試合はベンチスタートで、このクラブで初めて長い間疑いの目を向けられた。しかし、この立場は自分に合っている。私は再び人々が間違っていることを証明しようとしている」 「プレシーズンを欠場したことは、どの選手にとっても理想的ではない。それに、足首の故障にも悩まされた。ウルヴス戦でまた痛めてしまい、完治するまで少し時間がかかった。だから今は調子がいい。もちろん、数試合を欠場したのはフラストレーションが溜まった。すべての試合に出たいが、それは不可能だった」 「私がここに来たときはまだ23歳で、ビッグクラブでプレイするのは初めてだった。私はここで7年間プレイし、あらゆるタイトルを獲得し、多くのビッグゲームを経験した。私はより多くの経験を積み、過剰反応など、あらゆることから切り替えるのがずっと上手になった。人々は私のことをいくらでも否定できる。しかし私は常に努力を続け、向上し続けるよう努めるつもりだ。私はそうしようとしてきたし、これまでもそれを証明できたと思う」(英『90min』より) ここまでプレミアリーグでは2位のシティに5ポイント差をつけて首位を走り、CLでも唯一の4連勝で首位に立っているリヴァプール。アルネ・スロット監督の下、最高のスタートを切り、タイトルへの期待も高まっているが、ロバートソンは再びリヴァプールの絶対的な左SBとして批判の声を黙らせるようなパフォーマンスを見せることはできるか。
構成/ザ・ワールド編集部