虎のソナタ スカッと勝ってさぁ飲むぞ~! 21日開幕「甲子園 ビアフェスタ」で至福の一杯を
21日からリーグ戦が再開する。今年の交流戦は7勝11敗。貯金6、2位広島に0・5ゲーム差の首位で突入したが、首位の座をコイに奪われ、さらに2・5ゲーム差をつけられた。 でも、まだ貯金2で2位。岡田監督が「何か、ものすごい負けてるような感じになってるけど、まあよくしのいだと思いますよ」と振り返った通りだ。梅雨入り前から湿りっぱなしの打線にイライラ、モヤモヤしたが、21日はそんな気分をパーッと吹き飛ばすようなイベントも開幕する。 『甲子園 ビアフェスタ』 今年、甲子園球場の外周で開催されるフードイベントの第6弾。目玉は、『アサヒクラシック』の販売ブースだ。 『アサヒクラシック』とは、阪神甲子園球場100周年記念事業の一環で発売されている生ビール。オフィシャルスポンサーのアサヒビールが、100年前の味わいを当時の処方を元に再現し、今年限り、甲子園球場限定で発売されている。 1924年当時に飲まれていたビールは、深いコクと苦みが特長だ。今年4月に行われた試飲会に参加した虎番サブキャップの原田遼太郎によると「地ビールみたいです」。そんな〝逸杯〟は飲みたくても、なかなか飲めないプレミアものだ。なぜなら、甲子園球場内でしか買えないから。さすがに、生ビールは転売サイトで…というわけにはいかない。 21日からのDeNA戦3連戦も入場券は前売りで完売。だからこそ、球場外周のミズノスクエアに販売ブースが設けられるこの3日間は、阪神戦のチケットが手に入らなくても飲めるチャンスなのだ。さらにその横には、ビールのおともにピッタリの、阪神百貨店名物の「いか焼き」も販売される。実にいいイベントだなあ。 ビア樽こと三木建次も、『アサヒクラシック』のうまさを知らない一人。「僕は試飲会の日、休みやったんや。『ビア樽やのに、こんな日に不在なんか』って現場で話題になったらしいわ。それからもさすがに仕事中に飲むわけにもいかんから、まだ味わってないんや。いいなあ。匂いだけかいで、酔った気分になろうかな」と予告してきた。 『アサヒクラシック』のブースのみなさん、もしフラフラとビア樽がやってきたときには、ビールを注ぐところだけは見せてやってください。絡んだり、かみついたりはしませんので…。