「詐欺の認識はなかった」給付費を不正受給した認定こども園の理事長 山形市が警察に詐欺容疑で告訴状を提出
去年、園児に性的虐待をしたり給付費を不正に受け取ったりしたなどとして山形市から行政処分を受けた認定こども園の理事長について、きょう山形市が警察に詐欺容疑で告訴状を提出しました。 山形市が警察に告訴したのは、山形市の幼保連携型認定こども園、「南光幼稚園」の園長で運営法人理事長の男性です。 「南光幼稚園」では、園長で理事長の男性が複数回にわたって園児に性的虐待をしたり、常勤職員の数を偽って給付費を不正に受け取っていたとして山形市から行政処分を受けていました。 きょう、山形市は、このうち給付費の不正請求について、詐欺にあたるとして山形警察署に告訴状を提出したということです。 不正請求によって過払いになった金額はおよそ3750万円で、追徴金や利息なども合わせると返還すべき金額がおよそ4700万円にまで上っていますが、すでに全額返済されています。 市によりますと、不正受給の金額が大きいことや不正受給の期間が4年と長期に渡ることなど悪質性の強さから告訴に至ったということです。 南光幼稚園は来年2月末まで休園する予定で、TUYの取材に理事長の男性は「詐欺の認識はなかった」などとコメントしています。
テレビユー山形
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