「酒だよ、酒!」中森明菜が叫んだ、復活ライブの“お土産”が10万円で転売される大荒れ模様
「酒だよ、酒!」 6年半ぶりに人前に姿を現した中森明菜は、手に持ったコップを掲げ、ステージ上でそう叫んだという。 【写真】声も顔も変わった? ファンがざわついた明菜の近影 7月13日で59歳の誕生日を迎えた明菜は、12日からの3日間で全5公演のファンクラブ会員限定のイベントを開催した。 「私は13日の公演に参加しました。会場には、20代くらいから50代くらいに見える人まで、幅広い年齢のファンが来ていましたよ。料理は5公演すべてでメニューが違ったようで、共通していたのはコーヒーウオッカにチョコレートが入った食前酒でした」(ファンの女性、以下同) デザートには、明菜がJAZZ楽曲としてセルフカバーした『北ウイング』や『TATTOO』といった曲名がつけられ、そのイメージをかたどったスイーツが提供された。 「明菜ちゃんは自らの年齢について触れて“クソババア”と自虐したり、“歌詞を間違えてもわからないぐらい、お酒飲んで!”なんて言ってました。まさか明菜ちゃんからお酒をすすめられる日が来るとはね(笑)。みんなで乾杯すると、明菜ちゃんもコップで何かを飲んでいたんです。客席から“何を飲んでるの~?”と聞かれると─」 冒頭のように“酒”と、低音ボイスで“自白”したのだ。
普段は『ラヴィット!』を見ている
「本当にお酒だったかはわかりませんが、声は出ているように感じました。普段の朝はTBSの『ラヴィット!』が好きで見ているとも言っていましたね。一緒にお酒を飲んだり、同じ番組を見ていることがわかったり……明菜ちゃんをすっごく身近に感じられた特別な時間でした」 ファンクラブ向けのラジオでも酒を飲んでいることを明かしていた明菜。飲酒による影響から声が出ないのではという心配の声もあったが、そんな不安を払拭するぐらい、ファンを楽しませるパフォーマンスを見せたよう。
一方、歌姫復活の余波からこんな影響も。 「イベントで来場者に配られた革製のポーチ、コースター、トランプといった“お土産”が、さっそくフリマサイトで転売されています。3万円から、なかには10万円で出品している人も。約8万円という高額なイベントでしたから、少しでも負担を減らしたい気持ちもあるのでしょう」(スポーツ紙記者、以下同)
無料のポストカードを2万円で
ファンには貴重なお宝なのだろうが、これ以外にも転売されているグッズがある。 「明菜さんの地元である東京の清瀬市の郷土博物館で、明菜さんのポストカードが無料配布されたのですが、これも3000円から2万円で転売されています。ポストカードは、JR清瀬駅開業100周年を記念して配布されただけで、特別貴重なモノではないんですけど……」 前出の女性は、こう憤る。 「こうした特製のグッズを転売する行為はルール違反です。明菜ちゃんをお金儲けの道具に使ってほしくないし、許せないですよ」 これまで多くの人間に騙されてきた明菜。心ないファンに、彼女は何を思う─。