吉田麻也“U23日本代表入り"を目指す若い世代にエール「オリンピック出場が決まったとしても、また新しい競争が始まります」
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう！」（毎週土曜9：30～9：55）。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう！”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です！ 3月16日（土）の放送では、日本代表の激しい競争について語りました。
「今月はU23（23歳以下）日本代表の国際親善試合が2試合予定されており、本日22日（金）はマリ代表、そして、3月25日（月）にはウクライナ代表と対戦します。また4月には『AFC U23アジアカップ カタール2024』が開催。ここで上位3チームに入ると、自動的にパリオリンピックの出場権を獲得できるため、親善試合にも熱が入ります」 吉田：皆さん、オリンピックの季節がやってきました！ まずは、ひと足先になでしこジャパン（サッカー日本女子代表）がオリンピック出場を決めましたね。なでしこのみんな、おめでとう！ そしてありがとう！ これからも頑張ってください。 男子も、これから出場権を獲得しなければなりませんが、オリンピック出場が決まったとしても、本大会までのあいだに、また新たな競争が始まります。なぜなら、先月Jリーグの新シーズンが開幕して、ここからまた新しい選手が出てくる可能性があるからですね。なので、今まで一緒に戦ってきた選手、これから活躍する選手同士が激しい競争を繰り広げて7月の本大会に挑む、という流れになると思います。 僕が初めて行ったのは北京オリンピック（2008年8月開催）ですが、その最終予選のときは（日本代表に）呼ばれてもいませんでした。しかし、「U-23日本代表第36回トゥーロン国際大会」（2008年5月開催）で初めて呼ばれ、そこで、当時の反町（康治）監督が“いいんじゃないか”と評価してくれたことで、最終的に僕を（北京オリンピックに）連れて行ってくれました。なので、何があるかわからないです。 そして、オリンピックはオーバーエイジも話題になります。みんな重々わかっていると思いますが、オーバーエイジで誰を呼ぶのか、どのポジションでどんな人間性の選手を呼ぶか、ここのリクルート能力は非常に大事になってくると思います。ただ、あまりいうと僕がプレッシャーをかけているみたいなので、この辺でやめておきます（笑）。 （TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう！」2024年3月16日（土）放送より）
