橋幸夫「謝罪会見」を開催 歌手引退を撤回「私はもうやめません」
昨年5月に歌手活動を引退した橋幸夫(80)が15日、都内で「謝罪会見」と題した会見を開き、歌手引退を撤回した。紋付きはかま姿で登場し、ファンの「もう一度歌が聴きたい」という声に後押しされ、歌手復帰を決意したことを表明した。 【写真】引退撤回に深々と謝罪をする橋幸夫 昨年引退会見を開き、ラストコンサートまで開催した橋だったが、1年立たずに復帰することになった。4月26日に埼玉・大宮ソニックシティ小ホールで行われる「橋幸夫フィルムコンサート&トークショー」が復帰ステージとなる。 ラストコンサート後は吹っ切れていたという橋だが、1~2カ月後からファンに「自分だけよければ良いんですか」「私達はどうすればいいのか。橋幸夫の歌が亡くなったら死ねというのと一緒」と様々な意見が届くようになったという。 ファンの声に「昨年引退会見をやったのが間違いだったかなと反省しきりになって。申し訳なくなってきた」ともう一度マイクを握ることを考え始めたという。橋は「亡くなる時が引退かと思う。もう私はやめません!」と宣言した。 オーディションで“二代目橋幸夫”を3人選んだが、今後は協力して歌っていくという。橋は「私の歌が聞く方からするとどれだけ重大だったかを思い知らされた。歌は人生そのもの」と語り、ファンへは「叱責するファンにごめんなさい。もう一回がんばります」と語りかけた。「歌うことが一番の使命。声が出なくなるまでやりたい。ステージ上で精いっぱい歌います。負けないで、いくつまで出きるか挑戦」と意気込んでいた。