近鉄橿原線の橋梁からコンクリート片2つ落下 重さ約7キロと1.5キロ 交差するJR大和路線の線路脇に けが人なし
近畿日本鉄道は10日、奈良県大和郡山市のJR大和路線の上を通る近鉄橿原線の橋梁から、重さ約7キロと1.5キロのコンクリート片2つが9日、大和路線の線路脇に落下していたと発表しました。けが人はなく、列車の運行にも影響はなかったということです。 近畿日本鉄道によりますと9日午後3時すぎ、JR西日本の職員が、近鉄橿原線の橋梁下にあたる大和路線の線路脇で、コンクリート片2つを見つけました。 コンクリ片は1つが重さ約7キロあり、長さ約33センチ、幅約14センチ、もう1つは重さが約1.5キロで、長さ約11センチ、幅約18センチでした。 いずれも、橋げた(高さ約7メートル)を支えるコンクリートの土台から落下したとみられます。 けが人はなく、JR線や近鉄線の運行には影響ありませんでした。 近鉄は、去年3月に当該箇所を点検した際に異常はなく、9日の緊急点検でも耐久性に問題はなかったとしていて、コンクリート落下の詳しい原因を調査しています。
ABCテレビ