熊本県知事選、新人4氏が届け出 4期目現職の後継争う
任期満了に伴う熊本県知事選が7日、告示された。いずれも無所属新人の元高校教員宮川一彦氏(58)、元熊本市長幸山政史氏(58)、建設会社社長毛利秀徳氏(46)、前副知事木村敬氏(49)=自民、公明推薦=の4人が立候補を届け出た。24日の投開票に向け、4期16年で退任する蒲島郁夫氏(77)の後継を争う。 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の工場進出による交通渋滞や地下水保全といった課題への対応、人口減少対策などを巡って論戦を交わす見通し。 立憲民主、共産、社民各党の県組織は幸山氏を自主的に支援。自民党派閥の裏金事件を批判しており影響が注目される。