レノックス・ルイス、デオンテイ・ワイルダーに新トレーナーの必要性を説く | ボクシング
元ヘビー級統一王者のレノックス・ルイスがデオンテイ・ワイルダーに助言をした。
元ヘビー級統一王者のレノックス・ルイスが、ヘビー級コンテンダーのデオンテイ・ワイルダーに対し、驚異的なパワーをさらに引き出すトレーナーを見つけるよう促している。 ワイルダーは先月、自身のキャリアでも最悪と言えるパフォーマンスを見せ、ジョセフ・パーカーに圧倒された。判定でも大差をつけられ敗北した。 その出来には厳しい評価が下されてしまった。そのため、かつて有望視されていたアンソニー・ジョシュアとの試合は現在立ち消えとなっている。 かつて2度の敗北からキャリアを再興し、世界ヘビー級チャンピオンの座についたルイスは現在もボクシング界を常にチェックしている。ワイルダーの試合内容に落胆しながらも、リングでまだ活躍が期待できるとしている。 「力強いパンチをさらに破壊的にするためにも、アッパーカットやフックのような技術を鍛え上げるトレーナーを見つけるべきだ」ルイスは『ザ・リング』誌の取材で述べた。 「相手が右ストレートを警戒しているところを不意をつけ。アッパーカットやフックでたたみかけるんだ」 「彼はその試合に本気でなかったと思う。パンチの統計を見れば、フューリー戦とは比べ物にならないからね」 「この男はウェイトも不十分で、パンチを放った数も標準を満たしていない。間違いなく、彼はその試合を真剣に受け止めていなかったんだ」
Christopher Walker