転ばぬ先のバランスボール 福岡市職員が身をもって実証中!
健康でよい仕事を!
すでにバランスボールが職場になじんでいる自治体もあります。和歌山県田辺市では21年11月~22年1月、職員が自費で購入したバランスボールを、業務中にイス代わりに使うことを試験的に許可。すると「持病の腰痛が改善された」「姿勢が良くなった」などの効果が報告され、その後も使用が認められています。 長崎県五島市も22年11月~23年8月、同様に使用を許可。長寿介護課では約30人が始め、異動・退職者や体調面の理由でやめた人らを除く約10人の健康診断では、コレステロール値や背・腰など体の痛み、腹囲などの改善がみられたとのこと。現在も引き続き使用している職員もいるそうです。 ルネサンスによると、健康経営の観点から、職場にバランスボールの導入などを進める企業もみられるそうです。 福岡市では8月下旬に測定会を行い、実証実験の効果を確認。その後、事業の延長や内容の変更などを検討していく方針です。
読売新聞