昨年王者メドベージェフ 2年連続4強入り、次戦はシナーと激突<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は27日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのD・メドベージェフが第22シードのN・ジャリー(チリ)を6-2, 7-6 (9-7)のストレートで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。 【アルカラス、シナー、メドベージェフらマイアミOP組合せ】 2021年と2022年に8強、昨年大会はマイアミ・オープン初タイトルを獲得したメドベージェフ。今大会はディフェンディング・チャンピオンとして出場し、初戦の2回戦で世界ランク86位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、3回戦で第30シードのC・ノリー(イギリス)、4回戦で同50位のD・ケプファー(ドイツ)を下し8強へ駒を進めている。 この試合、メドベージェフは8本のサービスエースを決められながらも2度のブレークに成功。第2セットのタイブレークでは一時3-5とリードを許すもそこから逆転しマッチポイントを握ると、最後はジャリーのリターンがアウトになり、1時間41分で勝利した。 連覇まであと2勝に迫ったメドベージェフは準決勝で、第2シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で世界ランク60位のT・マハーチ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。 敗れたジャリーは「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出とはならなかった。