18歳 小田凱人 圧勝でパラリンピック8強、わずか52分で世界19位撃破<車いすテニス>
パリパラリンピック
パリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の車いすテニスは日本時間3日(現地2日)、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの小田凱人が世界ランク19位のD・ロドリゲス(ブラジル)を6-0, 6-1のストレートで破り、パラリンピック初出場でベスト8進出を果たした。 【小田 凱人、上地 結衣らパリパラリンピック 車いすテニス シングルス組合せ】 世界ランク2位で18歳の小田はパラリンピック初出場。18歳にしてすでに四大大会で4勝を挙げており、昨年には史上最年少での世界ランク1位を記録。パリパラリンピックと同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では昨年と今年で2連覇を達成しており、金メダルの有力候補とされている。 今大会では初戦となる2回戦で世界ランク27位のB・バートラム(イギリス)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、パラリンピックで初白星を挙げた。 この試合の第1セット、10本のウィナーを決めアンフォーストエラーを3度に抑えた小田はロドリゲスに1ゲームも与えず。わずか23分で先行する。続く第2セット、勢いに乗る小田は第1セット同様に圧倒したプレーを披露。試合を通して1ゲームしか取られず、わずか52分で勝利した。 勝利した小田は準々決勝で第6シードのT・エフべリンク(オランダ)と対戦する。エフべリンクは3回戦で第11シードのD・カベルサスチ(スペイン)を7-6 (7-4), 7-6 (15-13)のストレートで下しての勝ち上がり。
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