「海野さん、成田さん、辻さん、上村さん。この4人はどうしても自然と目がいくというか...」

先々を見据える吉田

④他団体への参戦の手応へは？ ーー他団体への参戦という部分では活躍の幅を広げていますが、他団体参戦に関しては現状どんな手応えを感じていますか？ 吉田「他団体は、気持ちとしては物足りないと言ったらあれですけど、もっともっといっぱいアプローチしたいなとは思っているので、よりたくさんの他団体に出ていきたいなとは思っていて。そのためには先日のドラディションとかもそうですけど、そういう場で一つひとつ結果を残していくしかないので。他団体でも本当に自分と同世代の人たちが各団体のトップ戦線にいたりして、やっぱりそういうのってすごく気になってくるものなので。そういう同じ世代の人たちともっと今だからこそできるような試合をできたらなとは思っていますね。」 ――他団体のシングル王座獲りというのもファンは望んでいると思います。 吉田「そういうのは行きたいですね。やりたいですね。」 ――他団体のリング、そして同世代の人たちとのバチバチ激しい戦いを展開して実力を満天下に示す。こういうのもワクワクしますね。 吉田「そうですね。見たい人もいっぱいいるとは思うので。今回のタイトルマッチとかが終わって、またベルトを持った状態でそういういろいろなところで。2AWのチャンピオンというのも分かった上でいろいろな人と戦えたらなとは思いますね。」 ――すごく昔だったらチャンピオン同士が戦ってどちらかが負けると団体消滅みたいなのがありましたけど、今はもうそういう時代じゃなくて、本当に純粋にどっちが強いのかという。 吉田「今現時点でどっちが強いのか。」 ――別に1回じゃなくて2回、3回やっていけばいい話なので。そのドリームマッチ実現の方がいいかなという気がするんですよね。吉田選手もやっぱりそういう気持ちは。 吉田「ガンガンやりたいです。」 ――新日本プロレスなんかでもやっぱり大黒柱のオカダ・カズチカ選手が抜けて新陳代謝が促されて、令和闘魂三銃士世代に期待がかかっています。新日本プロレス参戦時、一緒に汗を流した海野翔太選手なんかは『自分がエースだ』と新日本を背負うような発言もされていますが、そういったものに対する刺激はいかがですか？ 吉田「でもやっぱり、すごく見てはいますね。やっぱり気にはなりますし。海野さんだけじゃなく、あのとき自分が1番一緒にいてお世話になったのが海野さん、成田さん、辻さん、上村さん。この4人はどうしても自然と目がいくというか。いつまでも待ってはいられないと思うので、そういうところも視野には入れてますね。」 ――ファンからの期待も高いと思っています。もちろんジェイク選手がいるNOAHなんかもそうですけど、やっぱりそういう違う舞台での活躍というのは、2AWの王者に返り咲いてもその辺は逆に輝きが増すんじゃないかなと思うので。多くのファンの気持ちを代弁して語らせていただきました（笑） 吉田「ありがとうございます（笑）」 ⑤大会に向けてメッセージ ――では最後に、大会に向けてのメッセージをお願いいたします。 吉田「はい。本当にさっきも言ったんですけど2AWの後楽園ホール大会は年に2回しかなくて、これはもう完全に普段千葉で蓄えた力を1番たくさんの人に届けたいという、見せつける場所だと思っているので。今の王者・仁木と自分とであれば2AWのプロレスはすごいんだというのを絶対に見せられるタイトルマッチになると思っているので。その上で自分がベルトを獲るので、ぜひ3月20日、後楽園にお越しください。」 ――ありがとうございました。 吉田「ありがとうございます。」 インタビュアー：山口義徳（プロレスTODAY総監督） 株式会社コムエル プレゼンツ GRAND SLAM in 後楽園ホール 日時：2024年3月20日（水祝）開場10：30開始11：30 会場：東京・後楽園ホール 【対戦カード】 ▼2AW無差別級選手権試合 《王者》仁木琢郎 vs 《挑戦者》吉田綾斗 ▼株式会社WARP プレゼンツ  2AW タッグ＆NWAインターコンチネンタルタッグ  ダブル選手権試合 《第15代  2AWタッグ王者組》真霜拳號＆ナカ・シュウマ　 vs　 《第48代 NWAインターコンチネンタルタッグ王者組》佐藤嗣崇（プロレスリングZERO1）＆松永準也（プロレスリングZERO1） ▼シングルマッチ 関本大介（大日本プロレス） vs 若松大樹 ▼タッグマッチ 青木いつ希（ショーンキャプチャー）&笹村あやめ vs 梅咲遥（ワールド女子プロレス・ディアナ）&高瀬みゆき（フリー） ▼タッグマッチ 本田アユム&CHANGO（フリー） vs チチャリート・翔暉&中野貴人（プロレスリングBASARA） ▼10人タッグマッチ リッキー・フジ＆超人勇者Gヴァリオン＆滝澤大志＆大谷譲二（P.P.P.TOKYO）＆ケリー・シックス vs 担々麺造＆チーバヤン＆脇田真一朗＆キーガン・ブレットル＆エイリース ▼花見達也 凱旋試合　3WAYタッグマッチ 最上九＆吉野コータロー　 vs　 花見達也＆十嶋くにお　 vs　 梶トマト（飯伏プロレス研究所）＆岩本煌史（フリー）