広島の初優勝に貢献したミリングHC[写真]＝B.LEAGUE

　5月31日、Bリーグの年間表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW 2023－24」が開催され、広島ドラゴンフライズのカイル・ミリングHC（ヘッドコーチ）が『最優秀ヘッドコーチ賞』を初受賞した。 　これまでフランスのクラブに在籍してきたミリングHCは、2020－21シーズンに横浜ビー・コルセアーズの指揮官に就任すると、翌シーズンからは広島のHCを務めることに。在籍3年目となった今シーズンはワイルドカード上位でチャンピオンシップに出場し、ファイナルでは琉球ゴールデンキングスを下して球団に初優勝をもたらした。 　選手たちとともに登壇したミリングHCは「選手たちを誇りに思います。絶え間ない努力をして、この勝利をつかみ取ったと思います」とコメント。続けて「目の見えないところで一生研究私たちをサポートしてくれたスタッフ、フロントスタッフにも感謝したいと思います」と、球団を陰から支えたスタッフ陣にも労いの言葉をかけた。 　司会から“あの言葉”を求められると「One more time？ もう一度？（笑）」と笑みをこぼしつつ、「勝ちじゃけぇ！」と声を会場にとどろかせたミリングHC。球団に初の栄光をもたらした指揮官の去就には注目が集まるばかりだ。