近畿地方が梅雨入り、平年より3日早く。片平敦さん「雨の量が平年より多くなるおそれ」
大阪管区気象台は4日、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表した。近畿地方は平年より3日早く、去年より8日遅い梅雨入りとなった。 関西テレビ「スーパーニュースANCHOR」でおなじみの気象予報士、片平敦さん(ウェザーマップ所属)によると「最新の予想では、今年は梅雨後半(7月ごろ)は梅雨前線の影響を受けやすく、雨の量が平年より多くなるおそれがあり、豪雨災害にはいっそう十分な注意が必要です」などと話す。近畿の平年の梅雨明けは7月21日ごろだという。 大阪市東住吉区の長居公園内にある植物園では、アジサイが咲き始めている。同植物園では毎年、約30種類6200株のアジサイが咲き誇り、同日も職員らが手入れをしている。長居パークセンター公園課の森田好則課長は「梅雨入りしましたか。ここのアジサイ園の見ごろは1週間くらい先になります。気軽に見に来てください」などと話していた。 気象庁は近畿地方のほか、中国、東海地方も梅雨入りしたとみられると発表した。