大坂なおみ、パリ五輪後初戦で世界16位ジャバーに快勝し2回戦進出。同大会5年ぶりに白星 [ナショナル・バンク・オープン]【テニス】
大坂なおみ、ジャバーを下して2回戦へ
現地8月7日、女子の「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/WTA1000)シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク95位)は、第9シードのオンス・ジャバー(チュニジア/同16位)を6-3、6-1で破り、同大会5年ぶりに2回戦進出を果たした。 【動画】大坂なおみ、世界16位ジャバーに快勝し2回戦へ 勝利の瞬間! 昨年7月の出産を経て、今年1月からツアーに復帰した26歳の大坂。約2ヵ月前に、パリ五輪と同会場で行われた全仏オープンでは、2回戦で敗れたものの、世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)をあと一歩まで追いつめるプレーを披露している。 しかし、2度目のオリンピックとなったパリ五輪では、元世界1位のアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同212位)にストレートで敗れて初戦敗退。全米オープンに向けた北米ハードコート・シーズンを迎えた。今大会は、2022年以来2年ぶり。最高成績は、2019年のベスト8となっている。 第1セット、ジャバーは最初のサービスゲームとなった第2ゲームで3本のダブルフォールトと精度を欠いて、大坂がブレークに成功。その後も力のあるサーブとストロークでジャバーを苦しめ大坂が、ブレークを許すことなく6-3でセットを奪う。 続く第2セットでも第3ゲームでジャバーのダブルフォールトでチャンスを手にした大坂は、コート深くへのストロークでミスを引き出して先にブレークする。その後もショットが安定しないジャバーを尻目に、勝負強さを発揮し第5、第7ゲームも破って6ゲームを連取。1度もブレークポイントを握らせることなく、6-1とストレート勝ちを収めた。 同大会5年ぶりに初戦突破を果たした大坂は、2回戦でエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同35位)と対戦する。
Tennis Classic 編集部