「人間失効」大阪母子医療センター主任部長務める医師のパワハラ認定 部下の約8割が精神的苦痛や暴言を見聞き
大阪府和泉市にある大阪府立病院機構・大阪母子医療センターで、産科の主任部長が若手医師らに何度も暴言を浴びせ、パワハラと認定されたことが分かりました。 第三者委員会の報告書によりますと、大阪母子医療センターの産科で主任部長を務める男性医師は、事務手続きのメールを見落としていた若手医師に対し、「人間としてとっくに失効してるだろう」などと言ったり、地方で周産期医療に関わりたいという医師に対し、「(分娩の予約が来るのは)動物でしょう」などと言ったりしたということです。 第三者委員会はこれらがパワハラに当たると認定しました。部下の約8割、退職者を含む36人中29人が精神的苦痛を受けたり、主任部長の暴言などを見聞きしたりしたということです。 センターを運営する府立病院機構は、今後、主任部長の懲戒処分を検討するということです。
MBSニュース