熱いドラマに期待!27日大阪準決勝でノーシードからの連覇をかける履正社が宿敵・大阪桐蔭と激突【2024夏の甲子園】
2024年度の第106回全国高校野球選手権大阪大会は27日、準決勝が行われる。 大阪を代表する「2強」、大阪桐蔭と履正社が対決する。ノーシードからの連覇を狙う履正社にとっては、大一番を迎える。 【一覧】大阪大会 準決勝の対戦カード 両者は数々の好ゲームを演じてきたが、15年夏の初戦で対戦して敗れた履正社が涙したことは、未だに覚えている。夏の初戦ながら、決勝戦並みの注目度で、多くの観客で会場があふれかえっていた。まだシード制がなかったころの運命のいたずらだった。 その時以降の、両チームの対戦成績を調べてみた。(2020年独自大会は除く) 23年秋決勝 大阪桐蔭3-2履正社 23年夏決勝 履正社3-0大阪桐蔭 22年秋決勝 大阪桐蔭7-0履正社 22年夏決勝 大阪桐蔭7-0履正社 22年春決勝 大阪桐蔭3-2履正社 21年秋準決勝 大阪桐蔭5-3履正社 20年秋準決勝 大阪桐蔭8-3履正社 19年秋決勝 大阪桐蔭9-6履正社 18年秋決勝 履正社5-2大阪桐蔭 18年夏準決勝 大阪桐蔭6-4履正社 17年秋決勝 大阪桐蔭9-2履正社 17年夏準決勝 大阪桐蔭8-4履正社 17年センバツ決勝 大阪桐蔭8-3履正社 16年秋準決勝 履正社7-4大阪桐蔭 16年春決勝 履正社6-1大阪桐蔭 15年秋準決勝 大阪桐蔭2-1履正社 15年夏2回戦 大阪桐蔭5-1履正社 履正社は4勝13敗。過去の対戦成績からすれば圧倒的に不利である。しかし、実力的には毎年、拮抗しているのは誰もが認めるところだろう。 18年の北大阪大会準決勝では履正社が8回に逆転するも、大阪桐蔭が9回2死から再び逆転する劇的なドラマもあった。 再び、ファンの心に刻まれるドラマが用意されているかもしれない。