イチローは「生きる伝説」。キャンプでロッカー隣の新人が興奮発言!
実は、イチローから大きな影響を受けているのはマーリンズの選手ばかりではない。対戦相手の若い選手もイチローから影響を受けている。昨年12月には、ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙が、パイレーツのジョシュ・ベル内野手(24)が、イチローに心酔している様子を伝えていた。 24歳の内野手は、昨シーズン、イチローのいるマーリンズと対戦。その時のことがよほど心に残っているようだ。ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙は、「2016年にイチロー・スズキと対戦したことが、ベルにフィットネスと長く野球を続けることの重要さを学ばせた」と書き、ベルの「(マイナーにいるときは)メジャーに上がるんだ。メジャーに上がるんだ。メジャーに上がるんだ。そればかり考えていた。 メジャーに上がればトンネルの向こうの光があると。けれどメジャーに来たら、まだ、スタート地点に立ったばかりだと分かった。僕はいかに強くバットを振るかではなく、自分の体にもっと注意をするように努力している」というコメントを紹介した。 メジャーで長く活躍し続けるイチローの姿を目の当たりにし、オフの練習では、体重を落とし、ヨガにも取り組んだという。 イチローは、連日、ユーモアなTシャツで登場して、日米メディアの話題を集めてもいるが、特注のトレーニングルームで重ねる、その入念な準備は何も変わらない。43歳の「生きる伝説」の2017年シーズンに注目である。