ムバッペ退団が決定的となったPSG 後釜にオシムヘン獲得か
両クラブの関係性は良好!?
英『The Athletic』によると、フランス代表FWキリアン・ムバッペの退団が決定的となったPSGは、ナポリFWヴィクター・オシムヘンの獲得レースに参戦するという。 PSGとの契約が2024年6月までで今季終了後にフリーエージェントとしてレアル・マドリードに移籍することが決定的となったムバッペ。その後釜の有力候補として浮上したのが、ナイジェリア代表FWオシムヘンであり、PSGは今夏での獲得を検討しているようだ。既に先月、今夏の移籍に向けて両クラブ間で交渉の議論が開かれていたという。 また、現在PSGのフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏はリール時代にオシムヘンの獲得に携わった経験があるとのこと。PSGとナポリの間では過去に、エディンソン・カバーニやエセキエル・ラベッシ、ファビアン・ルイスの移籍が実現しているため、関係性も悪くないようだ。 渦中のオシムヘンは、当時のクラブ史上最高額の7000万ユーロという移籍金でリールからナポリに完全移籍。ナポリではここまで通算119試合に出場し、67ゴールを挙げている。昨季はリーグ戦30試合で26ゴールを決め、得点王に輝き、ナポリの33年ぶりのセリエA優勝に大きく貢献した。 そんなオシムヘンだが、昨年12月にナポリとの契約を2026年夏まで延長。イタリア国外への移籍なら、1億2000~3000万ユーロ(約193億8000万~210億円)の契約解除条項が発生するとみられている。 ムバッペの穴埋めという難しいミッションを強いられるPSGだが、セリエA屈指のFWを獲得することでミッション達成となるのか。
構成/ザ・ワールド編集部