JR高松駅の新駅ビル「高松オルネ」グランドオープン 年間で700万人の来場・80億円の売り上げを見込む
KSB瀬戸内海放送
JR高松駅の新しい駅ビルが22日朝、グランドオープンしました。オープン初日から多くのお客さんが詰めかけました。 【写真】人気を集めている、中四国初出店のツタヤのシェアラウンジ
(記者リポート) 「オープンまで1時間を切りました。入口の前には列ができています」 (先頭に並んだ人) Q.何時から並んでる? 「午前4時半です。この子がきのう誕生日で、その流れでみんなでオープン記念して行ってみようって行くことになりました」 式典には、俳優で、うどん県副知事の要潤さんも駆けつけました。 午前9時45分にグランドオープンしたJR高松駅直結の駅ビル「高松オルネ」。新たに完成した北館は、地上4階建てで飲食や雑貨など期間限定を含む44の店舗が出店しています。 (お客さんは―) 「だいぶ前からきょうは絶対来るって決めてたんで」 「とっても待ってましたって感じ。スーパーが一番楽しみにしてて、それに加えて、友だちとか県外から来られる方にお土産とか渡せるのはうれしい」 1階には四国4県の特産品を集めた物販コーナーや期間限定の洋菓子店、2階には人気ファストフード店が出店。さっそく多くの人でにぎわっていました。 中でも人気を集めているのが3階、中四国初出店のツタヤのシェアラウンジです。 (記者リポート) 「利用料を払えば、書店に並ぶ本のうち購入前のものでも3冊まで持ち込むことができます。追加料金なしのコーヒーやナッツを楽しみながらゆったりと試し読みできます」 大人数で座れるソファ席や個室もあり、読書だけでなく買い物の休憩やビジネスなどさまざまな目的で利用できます。 経営の方針に「非鉄道事業の拡大」を掲げるJR四国は、北館と既存の南館を合わせて年間で700万人の来場と80億円の売り上げを見込んでいます。 (JR四国/西牧世博 社長) 「新たな試みをして、地方の駅ビルの活性化、存在価値を上げられれば」
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