北部豪雨で氾濫の比地川めぐり住民が県の対応批判 浚せつに向け県が住民説明会
2024年11月、本島北部を襲った大雨で、比地川が氾濫したことに関する県主催の住民説明会が開かれ参加した地域住民からは、県の対応を批判する声があがりました。 県が先週12月13日に開いた説明会は先月11月に本島北部を襲った大雨の影響で国頭村の比地川が氾濫したことを受け開催されたもので地域住民らが参加しました。 この中で県の担当者は県が管理する河川の、川底の土砂を取り除く浚せつについて財政的な制限もあり氾濫の危険性などを元に優先順位をつけて対応していたためこれまで浚せつが行われていなかったと説明。今後、早期に浚せつを行う考えを示しました。 これに対し比地区の住民からは再三に渡り比地川の浚せつを求めていたにも関わらず実施されず多くの住宅で床上・床下浸水が発生したとして「県の怠慢」や「人災」などと県の対応を批判する声が相次ぎました。 県は現在、比地川の浚せつに関する予算案を県議会に提出していて可決後、速やかに浚せつ工事を行いたいとしています。