夜に勉強をさせるのはNG! 「勉強好きな子ども」に育てるたった1つの方法
親が数字が苦手でも、子どもを算数好きに育てられる!
自分が数学をはじめとした勉強が苦手だし、教える時間もないからと、ついつい子どもの勉強が先生や塾任せになってしまっていませんか? そんなあなたに、書籍『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』をオススメします。 数学が苦手な人でも、難しいことをせずとも、子どもを算数好きに育てる事は可能なんです! タブレットを利用した小学生の算数学習教材で、全国模試1位の子どもを多数輩出している「RISU」による30億件の学習データに裏づかれた「算数(勉強)が伸びる子」の育て方。 【チェックポイント】その睡眠、大丈夫? 子どもが“良い睡眠”をしっかりとれているかチェック 今回はその中から、「夜遅くまで勉強を頑張る子どもを…」というトピックスをご紹介。子供が夜遅くまで勉強してるとき、親がすべきこととは?
朝学習は夜学習の約1.5倍の効果がある
「夜遅くまで頑張る子どもをしかるなんて!」 そんな声が聞こえてきそうですが、まあ落ち着いてください。 たしかに、夜遅くまで授業の復習や宿題に取り組んでいるわが子の姿を見ると、親としては「えらいね」と褒めたくなるものです。寝る前の食事は肥満の原因になりやすいとわかっていても、頑張っているご褒美に、つい夜食を作ってあげたくもなりますよね。そんな親心はよくわかります。 しかし、夜遅くの学習は、お子さんの成績をアップさせないどころか、その後の人生にも長期にわたって負の影響を与えかねない危険なものです。習慣にしているお子さんがいたら、できるだけ早いうちにしかってでもやめさせた方がいいでしょう。 RISUがもっている「30億件の学習ビッグデータ」を統計学的に分析したところ、データは子どもが学習に取り組むべき時間帯(ゴールデンタイム)をハッキリと示しました。 朝、起きてから親がご飯を用意している隙間の時間にRISUで学んでいる朝型の子どもと、夜の20時以降に学んでいる夜型の子ども、それぞれの「学習スピード」と「継続時間」を比較すると、夜型の子どもは朝型の子どもよりも学習スピードでマイナス27%、継続時間に至ってはマイナス52%とスコアが大幅に落ちていたのです。 逆に言えば、朝学習は夜学習よりもはるかに学習効率がよいということ。 つまり、学習のゴールデンタイムは朝なのですね。朝の10分間の学習成果は夜の約14分に相当し、勉強中の集中力も夜よりもずっと持続するということです。