【アメリカ・フォースナー社との初コラボ最新作】標準装備されたNASA宇宙史に残る伝説のコムフィットブレスとは?
現在、クラウドファンディング「WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)」において先行予約の受け付けを実施している最新作“2レジスタークロノ・シリーズ II (6万6000円) ”。注目すべきはアメリカのブレスレットメーカー“フォースナー社”との初のコラボレーションによって実現した、同社が開発した伝説のメッシュブレス“コムフィット”が全モデルに標準装備されている点だろう。 【画像】コムフィットを装着した当時のNASA宇宙飛行士の写真をチェック! フォースナー社とは、1920年頃にアメリカで創業したアクセサリーなどのチェーンメーカーである。その代表作が39年に開発した長さ調整が自在にできるこの“コムフィット”だ。 そんなコムフィットが世界的に知られるきっかけとなったのがNASAなのである。ただフォースナーは63年頃に同じくアメリカのブレスレットメーカー、ジャコビー・ベンダー社に買収されてしまったことから、注目された当時はコムフィットではなくJBチャンピオン名で広く知れわたったという背景がある。
さて、このJBチャンピオンことコムフィットだが、どうNASAと関係しているのかというと、オメガがまだNASAの公式時計になる以前に一部の宇宙飛行士がブローバやオメガなどの時計を自前で用意したことは有名な話だが、当時それらの時計のブレスレットとして使われたのがコムフィットだったというわけだ。 上の画像リンクをクリックして見てもらうとわかるが、NASAの記録写真アーカイブには実際にコムフィットを着けている当時の宇宙飛行士及び地上スタッフの写真がそこに掲載した以外にも数多く確認できる。それぐらい広く使われていたようだ。 ではなぜ宇宙飛行士はコムフィットを活用したのだろうか。フォースナーの公式WEBサイトにはこのように記述されている。 「工具を使わずに簡単にバンドのサイズ変更ができ、緊急時に簡単に取り外せるなどのコムフィットの構造的なメリットが評価されて選ばれた」