専門家が警告!パートナーとの関係が悪化する“NGワード”5選
「どうでもいい」
この言葉は2人の関係が終わったことを意味し、話し合っても意味がないことを示してしまう。 「たとえその瞬間にそう感じたとしても、もしくは別れる準備ができていたとしても、お互いを理解する気がないのであれば、わざわざ口に出す必要はないでしょう」「自分の感情をぶちまけることで一時的にすっきりしても、パートナーを傷つけ、2人の今後の関係を危険にさらすことになるので、意味がありません。その代わりに、言葉を慎重に選び、コミュニケーションを円滑にするボディランゲージを使うことを意識しましょう」とフース氏は解説。
「落ち着いて、大げさだよ」
この言葉を言われたことがある人なら、どれほど苛立たしいか知っているはず。まさにガスライティング(心理的虐待の一種)といえるほど、相手を否定するような言葉だ。NYでセラピー治療などを行うノビレ・サイコロジーのオーナーで、心理学博士のキャサリン・ノビレ氏は、「防御的な態度は、コミュニケーションとして適切ではありません」「責めているような印象を与えますし、パートナーの感情を否定し、相手に問題があると感じさせてしまいます」と話す。 一般的に、相手がどのように感じているかを推測して言葉にするのは、避けたほうがいい。心理療法士の資格を持ち、『Healing From Toxic Relationships』の著者でもあるステファニー・サーキス氏は、「私たちは相手がどう感じているかはわかりませんし、それを共有するかどうかは相手が決めることです」「相手が感じていることをそのまま感じさせてあげるなど、相手の自主性を受け入れ、それをサポートすることが大切です」と解説。もし、相手に本音を共有したいという気持ちがあるのなら、何を伝えようとしているのか、なぜそんなに熱くなっているのかをオープンに受け入れることが大事だそう。
「あなたには関係ない」
たとえそれが事実だったとしても、この言葉を発することで何か隠し事があるように思われてしまう。 心理療法士で、『13 Things Mentally Strong Couples Don’t Do』の著者でもあるエイミー・モリン氏は、「プライバシーを守るのは健全なことですが、秘密が障壁になる場合もあります」「SNSのパスワードを共有したくない、家族とのプライベートな会話について話したくないなど、具体的にどんなことを明かしたくないのか、相手に伝えましょう。このとき、それが自身のプライバシーに関する境界を明確にしているだけであり、相手のことを『関係ない』と思っているわけではないと示すことも大切です」と説明。