長野県に最大6カ月間住んで仕事をする「おためしナガノ2024」、参加者の募集を開始
長野県は、三大都市圏などのIT人材が同県内に住み、仕事をする機会を提供する「おためしナガノ2024」の参加者の募集を開始した。申込期限は5月30日17時。 Society 5.0時代を共創するIT人材・産業の集積地になることを目指す「信州ITバレー構想」の実現に向けた取り組みの一環として行われるもの。県内の17市町村のいずれかで最長で約6カ月間、長野県での生活を「おためし」できる。 対象者は、18歳以上、おおむね45歳以下の長野県以外の居住者もしくは長野県内に拠点を有していない法人で、個人・法人いずれも1組3人まで、15組程度を見込む。書類選考とウェブでの面談を通じて参加者が決定される。 期間中の支援として、オフィス(コワーキングスペース)利用料や引越し代、県外への業務上の交通費や家具・家電・自動車のレンタル料などの補助が行われる。補助金の総額は、原則1人あたり上限30万円(1組3人の場合は上限90万円)。そのほか、参加者同士や県内事業者との交流会が開催され、地域や事業のつながりづくりのサポートがされる。生活期間終了後、長野県への本格的な移住や拠点設置を希望する場合も支援が行われる。 実施箇所は以下の4エリア17市町村。申し込み時に第2希望まで選ぶことができる。 千曲川バレー(新幹線沿線) ・飯山市 ・飯綱町 ・中野市 ・小布施町 ・長野市 ・上田市 ・東御市 ・佐久市 松本平エリア ・松本市 ・塩尻市 八ヶ岳西麓エリア ・岡谷市 ・諏訪市 ・茅野市 ・富士見町 伊那谷・木曽谷エリア ・辰野町 ・伊那市 ・飯田市 本プログラムについて詳しく知りたい人向けの説明会が行われる。オンラインで5月9日14時から実施されるほか、5月13日に名古屋、5月22日で大阪での実施が予定されており、いずれも特設サイトから申し込みできる。
INTERNET Watch,的場 奏瑛