乾シイタケで風味付けした蒸留酒「大分県ジン」発売 特産品使い独特のうまみ「国内外に大分の魅力も発信したい」
大分県産乾シイタケで風味付けした蒸留酒ジンができた。商品名は「大分県ジン」(500ミリリットル、税込み5500円)。通販サイト「老舗通販.net」のほか、都内のホテル、シンガポールなど海外の百貨店や飲食店で販売する。「大分といえばシイタケ。地元のPRにも一役買えれば」と発売元。 同サイトを運営するスターマーク(東京都、林正勝社長)が全国各地の特産品でジンを造る「県ジンプロジェクト」の新商品。 「大分県ジン」は酒に風味付けする植物素材として乾シイタケの軸を使用し、シイタケ独特のうまみも感じられる。 開発には、県内から橋本康治さん(58)=会社経営、杵築市=と石井修三さん(61)=農業、津久見市=が関わった。「国内外に大分の魅力も一緒に発信していきたい」と2人。 同プロジェクトの県ジンは大分で7都道県目。これまでに北海道(利尻昆布)や千葉(落花生)などを発売している。 林社長は「47都道府県の県ジンをリリースするのが目標」と話している。