愛媛県の防災士登録者数、全国1位に 資格取得支援や養成促進奏功
県は5日、地域防災の中核を担う「防災士」の登録者数が10月末時点で2万4835人となり、全国1位を達成したと発表した。2位は東京の2万4742人で93人差。人口10万人当たりでも1861人と全国トップで、県は市町や企業などと連携し、資格取得に力を入れてきた成果と分析している。 防災士は、NPO法人日本防災士機構(東京)が認証する民間資格。養成講座を受講すれば、受験資格が得られる。2003年にスタートし、今年10月末時点の全国登録者数は29万8682人。災害発生直後の初期消火や避難誘導、避難所開設などに貢献することが期待されている。
愛媛新聞社