中日・草加勝、TJ手術後初めてブルペンで捕手を中腰にして投げ込む 出力は約5割「普段と変わらない感覚でできた」
右肘内側側副靱帯（じんたい）再建術（通称トミー・ジョン手術）から復帰を目指している中日のドラフト1位・草加勝投手が19日、ナゴヤ球場で行われた秋季練習に参加。ブルペンの傾斜を使った投球練習で、術後初めて捕手を中腰にして白球を投げ込んだ。 「5割くらいの力の入れ具合で投げました。普段と変わらない感覚でできたと思います」。捕手を立たせて20球、中腰にして10球を投げ終えた草加は簡易トラックマンでは130キロを計測した。 照準は来年の春季キャンプでの本格投球だ。今後は中腰の捕手に投げるメニューの強度を上げ、準備を整えていく。自身が1位指名を受けた昨年のドラフト会議から間もなく1年。地道なリハビリの先に待っているマウンドを目指して、歩みを進めていく。
中日スポーツ
