プロ野球解説者・江本孟紀、人生の目標や夢を紡いだ憧れのアメリカ車
プロ野球解説者の江本孟紀さん(76)が、子供の頃から憧れを持つアメリカ車の魅力を明かしました。 【画像】これまでの愛車を語ったプロ野球解説者・江本孟紀さん 江本さんは、東映フライヤーズ、南海ホークス、阪神タイガースのプロ野球3球団で活躍。また、“エモやん節”とも言える歯に衣着せぬ発言でも話題になりました。引退後は、プロ野球解説だけにとどまらず、作家や政治家、タレントなど幅広い分野で活躍しています。
参議院議員を務めていた時代の愛車『リンカーン タウンカー』に乗って登場した江本さん。アメリカ車が好きな理由について、「アメリカ車は子供の頃からイメージ的に、映画でもアメリカ映画から入って。僕らの時代で一番印象的な(ロック歌手)エルヴィス・プレスリーさんに憧れて。オープンカーの後ろに乗ってるような感じが華やかだった。アメリカ車は憧れの車の1つでした」と明かしました。
■南海ホークス時代 憧れの先輩のアメリカ車
数々のアメリカ車を所有してきた江本さん。その情熱はいまだに冷めず、遠くから迫るエンジン音を聞いただけで、「この音だ! 音で分かる」と、うれしそうな顔に。登場したのは、1969年式『フォード マスタング マッハ1』。マスタングに初めて登場した独立のスポーツグレードです。クーペやコンバーチブルはなく、ラインアップは、“スポーツルーフ”と呼ばれる流線型の形状・ファストバックボディーのみでした。この車は、1970年代の日本車のクーペデザインに影響を与えたということです。 江本さんが、『マッハ1』を初めて目にしたのは、プロ野球・南海ホークスに入団した1972年でした。「(当時)大阪球場の関係者入り口に止まっていた。慶応義塾大学のプリンスで、契約金5000万円のゴールデンボーイと呼ばれた渡辺泰輔投手の車だった。よく話を聞いたら、実家がめちゃくちゃ金持ちで、野球で稼いだものではなかったけど、超目立つ位置にマッハ1があった」と、振り返りました。 アメリカ車の魅力について、江本さんは「(車の)大きさと、地響きがある(エンジン)音。この傲慢(ごうまん)さがいいですよね」と明かしました。憧れの車のハンドルを握ると、「これ強烈ですよ。(アクセルを踏んで)ぶっ飛ばしたいね。速いでしょうねこれ」と、気持ちを高ぶらせていました。 さらに、江本さんには元野球選手ならではの持論があり、当時の野球選手の車の選び方には特徴があったそうで「ピッチャー型と、バッター型がいるんですよ。有名な打者は、だいたいスポーツカーが好きなんです。投手は、わりと落ち着いた大型車が好きなんですよ。僕はピッチャーなので」と明かしました。