2Dと3Dが融合したオープンワールドをダイナミックに駆け巡るアクション『Ruffy and the Riverside』が面白そう。オブジェクトを「コピー&ペースト」して世界を描き換えられる
ドイツのスタジオZockrates Laboratoriesにより、新作3Dアクションゲーム『Ruffy and the Riverside』が近日リリース予定となっている。Steamストアページが公開されており、日本語翻訳にも対応予定だ。 『Ruffy and the Riverside』画像・動画ギャラリー 本作はキャラクターを操作して3Dのオープンワールドを探索するアクションゲームとなっている。背景やオブジェクトは3DCGであるのに対し、主人公の「ルフィー」をはじめとするキャラクターは平面的な手描き調の2Dのグラフィックで表現されている。立体と平面を両立させた個性的なビジュアルが見どころだ。 「ルフィー」は「フリップ」と呼ばれる能力を扱うことができる。こちらは「コピー&ペースト」のようなシステムとなっており、マップ上の地形やオブジェクトの性質を切り取り、別の場所に貼り付けることができる。たとえば「溶岩」のオブジェクトをコピーして「氷」の地形にペーストすることでステージの形を変えたり、空に「月」をペーストすることで時間帯を夜にしたりといったことが可能だ。 自由度の高い「フリップ」のシステムをユニークに使うことで、楽しいゲームプレイが行えるだろう。「岩」に「木」をペーストすることでボートのようなアイテムを作るなど、発想力次第でいろいろな使い方ができそうだ。 プレイヤー自身でテクスチャを描き、ゲーム内に貼り付けるといったクリエイティブ要素も搭載されている。 本作ではクマの少年ルフィーが平和を脅かす邪悪な「グロール」に立ち向かう、というストーリーが展開される。手描き調の柔らかなタッチで描かれたアートワークも魅力的だ。空を飛んでルフィーを運んでくれる相棒「ハチのピップ」や冒険好きなモグラ「エドラー卿」、深い知識をたくわえたカメ「賢者シルヤ」といった個性的な仲間キャラクターが多数登場するとのことだ。本作の舞台「リバーサイド」の楽しげな雰囲気にも注目してみよう。 また、メインストーリーのほか、サイドクエストなどのやりこみ要素も充実しているとのことだ。世界をくまなく探索し、いろいろな隠し要素やサブストーリーを見つけてみよう。 『Ruffy and the Riverside』はSteamのほか、Nintendo Switchでもリリース予定だ。
電ファミニコゲーマー:波木銅
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