衆議院選の開票配信でチャンネル登録者数急増 VTuber「旅野そら」とは何者か?
「元戦場カメラマン」として世界を旅するVTuber
実は、旅野そらさんは「元戦場カメラマン」を名乗っており、本人いわく「元々ジャーナリストというか戦場カメラマンをしておりまして」と、今回の配信でも過去の経歴を明かしています。 加えて、「戦場カメラマンだけでは食べていけなかったため、週刊誌で仕事もしていた。週刊誌の“全国選挙区分析”とか、週刊誌ならではのしょうもない話題を混ぜつつ書く。ああいうのを書くのが好き」と話しました。 9月の自民党総裁選でも開票速報配信を行なっており、「大きな政治系のイベントのときは配信すると決めている」ようです。
テロリストの実家に赴き、戦場でBL女子会をする
旅野そらさんはそうした経験を踏まえ、YouTubeは(やや過激なものも含めて)海外の様々な情報を発信。なお、直近のXでは、世界を旅するためにVTuberをはじめたと説明しています。 同じ投稿には、「ビンラディンの実家にいった」「戦場の後方基地がある町でBL女子会をした」「中国で公安にストーカーされた」といったエピソードも紹介。確かに開票速報の配信でも公安についての発言がありました。 8月には北朝鮮の様子を綴ったフォトエッセイ『北朝鮮の旅』をBOOTHで刊行。「いつか“悪の枢軸コンプリート写真集”(※)を出すのが夢」とも語っており、今後の海外ルポへ意欲的な姿勢を見せています。 ※悪の枢軸:2002年にアメリカのブッシュ大統領が、北朝鮮・イラン・イラクを批判する際に用いた言葉。 11月3日(日)には自分が何者なのか、リスナーからの疑問に答える配信を予定。より詳細なプロフィールやエピソードが明かされるかもしれません。 開票速報の同時視聴配信という、VTuberとしては珍しいトピックで注目を集めた旅野そらさん。 政治系の大きなイベントでは配信するという彼女ですが、今後控える政治関連の大きな出来事としては、11月5日(火)にアメリカ大統領選挙が控えています。
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