【訂正】ヴィジャイが詐欺師と社会活動化の一人二役に 『カッティ 刃物と水道管』11月1日公開決定
ヴィジャイが主演を務めるインド映画『Kaththi(原題)』が、『カッティ 刃物と水道管』の邦題で11月1日より新宿ピカデリーほかにて公開されることが決定した。 【写真】場面カット(複数あり) ヴィジャイは、『マスター 先生が来る!』公開後ファンが増え、2023年12月開催の「インディアンムービーウィーク」では、主演作品上映回のチケットが瞬時に売り切れた。そして本作を経て、A・R・ムルガダース監督とヴィジャイは、のちに傑作政治スリラー『サルカール1票の革命』を生み出した。監督、俳優それぞれのフィルモグラフィにおいて重要な位置を占める本作は、ファンの間から長年公開が待ち望まれていた1作だ。 社会的メッセージを娯楽作に落とし込むのが巧みと定評のあるA・R・ムルガダース監督が手がけた本作は、批評家たちからも絶賛を浴び、インドで権威のある「フィルムフェア・サウス」賞をはじめとした様々な映画賞で作品賞を受賞している。 本作でヴィジャイは、“カッティ(刃物)”の異名を持つ詐欺師のカディルと、地方の農民を救おうとする社会活動家のシーヴァの二役を演じた。ヒロインは『マッキー』『ランガスタラム』のサマンタが務め、悪役を『プレーム兄貴、王になる』で知られるニール・ニティン・ムケーシュが演じた。 あわせて公開された特報映像では、刑務所を脱獄してきたカディルが、偶然銃で襲われた自分と瓜二つの男・シーヴァと出会うスリリングなシーンから始まる。コルカタの刑務所から脱獄したタミル人の詐欺師・泥棒の“カッティ(刃物)”ことカディル。彼はひとまずチェンナイに逃げて、そこからバンコクへの高跳びをはかるが、空港で出会った女性アンキタに一目惚れして出国を止めてしまう。その夜、街路を歩いていた彼の目の前で突然銃撃事件が起きる。カディルが撃たれた男のもとに駆け寄ると、その負傷者は彼と瓜二つの見た目だった。悪知恵を働かせ、そのジーヴァという男を自分の身代わりにして追っ手に捕まえさせる。自由になったカディルだが、ジーヴァが取り組んでいた地方の農民が直面する問題を知ると、その心に変化が起き、ジーヴァの活動を引き継ぎ、農民たちの先頭に立って多国籍企業のトップと対決する。 ※記事初出時、タイトルに誤りがありました。以下訂正の上、お詫び申し上げます。(2024年9月17日12:23、リアルサウンド編集部) 誤:『カッティ 刃物と水道館』 正:『カッティ 刃物と水道管』
リアルサウンド編集部