【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
(ブルームバーグ): 今春に米国スポーツシーンで最大の注目を集めたのは、女子バスケットボールのスター、ケイトリン・クラーク選手。大学バスケで男女通じて最多得点記録を更新した同選手はドラフト1位指名で女子プロバスケのWNBA入りします。しかし、そんな国民的スターでも1年目の年俸は約7万6500ドル(約1180万円)。多額のスポンサー収入が見込めるとはいえ、NBAの最低年俸が約100万ドルであることを考えると男女格差は歴然。クラーク旋風はそんなガラスの天井を突き破る起爆剤になるか。3週間後に開幕するWNBAレギュラーシーズンに注目が集まります。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
155円意識
ニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時1ドル=154円80銭台に下落。34年ぶりの円安・ドル高を再び更新した。市場では、日本銀行が25-26日に開催する金融政策決定会合に向けて政策への関心が高まっている。BoFAセキュリティーズのアナリストは「日銀は無担保コール翌日物金利を0-0.1%に据え置く」と予想。植田総裁は19日、緩和的な金融環境が当面継続すると発言しており、政策変更は見込まれていないが、円安の物価への影響など追加利上げに関する見方や、国債買い入れの減額についての見解が注目されている。
人員削減
テスラは人員削減の一環として、米国のマーケティングチームを廃止した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が約1年前に打ち出した宣伝広告の活用を受けて結成された部署だった。この件に詳しい複数の関係者が明らかにした。現在実施されている人員削減で、シニアマネジャーのアレックス・イングラム氏率いる約40人の米国「成長コンテンツ」チームが廃止された。情報の部外秘を理由に匿名を条件に語った関係者によると、カリフォルニア州ホーソーンにあるテスラのデザインスタジオでも大幅な削減が行われた。