2期目の松井氏のカラーはどう出していく？

朝日放送：松井さんにお伺いします。松井知事は2期目なので、今週にはもう2期が始まりますけれども、1期目の、あるとすれば反省点を踏まえて、2期目はどういう方針でどういうカラーを打ち出していきたいとお考えですか。 松井：いや、これはもう現職ですから、1期目やってきた課題を、まだAB項目等、今議会で出している統合案件等々を、これまとめていくだけです。で、成長戦略については橋下市長との下でまとめた10年プラン、確実に実施していってますから、こういうものを吉村新市長とできるだけ、少しでも前倒しして答えが出せる、結果を出していけるように吉村新市長としっかりとタッグを組んで進めたいと思ってます。 吉村：それと加えてですけど、やはり今回マニフェストでお約束したことっていうのもあります。やっぱり中学校の給食をおいしい給食にしてよ、とかそういう声も多くて、おいしい給食が実現するっていうことも当然言ってますし、子供たちの医療助成っていうのは18歳まで延ばすっていうのを言ったりもしてますんで、そういったマニフェストに掲げてお約束したこと、それを着実に実行していくということも大切なことだと思います。 朝日放送：もう1つだけすいません。少し意地悪な質問かもしれませんが、今回、前回のマニフェストは9割を達成したということをPRされたと思うんですが、もう9割も達成してしまったんであれば、次は何をするんですかとお伺いしたら、どうお答えになりますか。 松井：だから、先ほどから議論になってます、二重行政を完全に解消することです。広域を一元化していくことです。これがやはり積み残している課題です。人による二重行政の解消では、人が変わったときに元に戻ってしまうというのを、「府市合わせ」と呼ばれる時代に戻さないための制度をしっかりつくり上げたいと思ってます。 吉村：今回、当然方向性は一緒ですけど新たにマニフェストを掲げてますんで、4年前のマニフェストと同じマニフェストではありませんのでね。だからそこ、新たに掲げてることは着実に実行するということですし、進めてできなかったようなこと、地下鉄の民営化でもそうですけど、そういったことについては進めていきたいと思っています。 朝日放送：ありがとうございます。 司会：続きまして、一番後ろの方。