卓球・戸上隼輔「世界ランク15位以内をパリ五輪までに達成したい」篠塚大登とのダブルス強化も図る
卓球男子でパリ五輪代表の戸上隼輔(井村屋グループ)は20日、世界ツアーへの出国前の羽田空港で取材に応じた。「パリ五輪では(シングルスと団体戦の)2種目でメダルを目指して頑張っていきたい」と決意を語った。 エース・張本智和(智和企画)、左利きの篠塚大登(愛知工大)との団体戦では、篠塚とダブルスを組む見通し。前戦の世界ツアー、サウジスマッシュで2位に入るなど、力をつけてきている。「お互いスタイルが別。ラリーに行くまでに失点することが多かった」と課題と向き合ってきた。最近はコミュニケーションを図る際、攻撃的なスタイルの戸上がリードし「篠塚選手にチャンスを作ってもらうために自分がこうして欲しいというのを伝えている」と息も合ってきたという。 初の五輪でメダル獲得に挑むシングルスでは「世界ランク15位以内を五輪までに達成したい」と目標に掲げた。現在の20位から浮上を図る。まずは20日開幕の世界ツアー、コンテンダー・リオデジャネイロ大会から勢いをつけていく。
報知新聞社