【プロキオンS キーマンズトーク】ヤマニンウルス・斉藤崇史師「通過点にしたい」
日曜小倉メイン「第29回プロキオンS」で一身に注目を集めるのが、デビューから無傷4連勝中のヤマニンウルス。初の重賞挑戦であっさり5連勝を飾れば、ダート界の頂点も見えてくる。送り出す斉藤崇史調教師(41)の言葉にも自然と熱がこもってきた。 ――前走から半年ぶりのレース 「平安Sを予定していたが、裂蹄のため回避。ここへ目標を切り替えてからはトラブルもなく順調にきている」 ――最終追い切りは坂路でヤマニンアルリフラとの併せ馬 「併走相手を追走する形。思っていたより時計は遅くなったが、しっかり我慢が利いていた。同じく坂路での1週前追い切りも動き、反応とも良かったし、ここまでは問題なくきている」 ――デビューからワンサイドの内容で無傷の4連勝 「デビュー前から動きは良かったし、期待していた。使うごとに良くなっているし、この馬なりにゆっくり成長している。まだこれからの馬だが、ここへきて体がかなりしっかりしてきた」 ――今回は初の重賞挑戦 「メンバーは強くなるが、もっと先を考えている馬。通過点となるようなレースになればと思っている」(夕刊フジ)