スーパーボウル58:サンフランシスコ・49ers vs カンザスシティ・チーフス 守備陣のポジション別徹底比較 | NFL
2月12日、スーパーボウル58で49ersとチーフスが激突する。守備陣の陣容を比較した。
歴史に残る戦いが予想されるスーパーボウル58では、2020年の大会で激突したサンフランシスコ・49ersとカンザスシティ・チーフスが再び対決する。強力な攻撃陣を率いる49ersと、将来確実に殿堂入りを果たすであろう逸材パトリック・マホームズを擁するチーフスの激突によりエキサイティングな戦いが予想される。 以前には両チームの攻撃陣に注目したが、今回は守備陣の比較を見てみよう。「攻撃は試合を制し、守備はチャンピオンシップを制する」という言葉が、今回実証されるだろうか。両チームの陣容を比較考察した。 以下、両チームの守備陣をポジション別に分析した。
ディフェンシブタックル
49ers: アリク・アームステッド、ジャボン・ハーグレイブ チーフス: ニール・ファレル、クリス・ジョーンズ 均衡の取れたポジションだ。クリス・ジョーンズは、チーフスの中では一際輝く存在だが、レイブンズ戦では本来の力を発揮できず、目立つ記録はクォーターバックへのヒットの1回に留まった。アームステッドとハーグレイブも素晴らしい能力を持つが、ナイナーズは中央のランストップに課題を抱えている。ライオンズ戦の前半にそれを見事に利用されたことを考慮すると、わずかにチーフスに分があるだろう。 優位:チーフス
ディフェンシブエンド
49ers: ニック・ボーサ、チェイス・ヤング チーフス: マイク・ダナ、ジョージ・カーラフティス ライオンズ戦で2サックを決めたボーサは、昨年のNFL最優秀守備選手賞の輝きを見せつけた。ボーサはマホームズを封じるだけの能力を備えており、49ersが栄光のロンバルディ・トロフィーを手にする可能性を格段に高める存在だ。 優位:49ers
ラインバッカー
49ers: フレッド・ワーナー、ドレ・グリーンロー、オーレン・バークス チーフス: ニック・ボルトン、ドルー・トランクイル、コール・クリスチャンセン NFLでも屈指の守備プレイヤーであるフレッド・ワーナーは、その肉体的な能力が研ぎ澄まされた戦術理解度と見事にマッチしている。ハードヒットなプレイができるグリーンローは、いかなる試合の雰囲気も一変させるだろう。チーフスがウィリー・ゲイJrを欠く現状を考えると、このユニットは49ersの方が優れている。 優位:49ers