官房副長官補に阪田渉氏を起用へ 政府方針、内政を担当
政府は、内政担当の藤井健志官房副長官補を退任させ、後任に阪田渉・前国税庁長官を起用する方針を固めた。早ければ週内にも正式決定する。阪田氏は物価高に対応する経済対策や2025年大阪・関西万博などを担当する。政府関係者が24日、明らかにした。 阪田氏は1988年に大蔵省(現財務省)に入り、関税局長や国税庁長官を歴任。昨年9月から内閣審議官としてデジタル行財政改革などを担当している。 藤井氏は安倍政権時代の2020年6月に副長官補に就任し、経済政策や新型コロナ対策といった重要政策を担った。 官房副長官補は内閣官房に「内政」「外政」「事態対処・危機管理」の担当3人が置かれている。