沖縄県が「平和の礎」追加刻銘を受付中 戦没者を国籍・軍民問わず 締切は11月29日
来年6月の慰霊の日に合わせた「平和の礎(いしじ)」(糸満市摩文仁)への追加刻銘の申告を、県が受け付けている。 【写真・動画特集】「慰霊の日」祈りに包まれた沖縄
平和の礎は、沖縄戦などで亡くなった人の名前を国籍や軍人、民間人の区別なく記している。沖縄県出身者の場合、1931年の満州事変に始まる15年戦争の期間中と、降伏調印式があった45年9月7日からおよそ1年以内に、県内外で戦争が原因で亡くなった人、それに広島と長崎の原爆被爆者が対象となる。 今年も県内24人、県外157人が追加され、刻銘は計24万2225人となった。県出身者の追加刻銘はかつてに比べて減ったが、この5年間でも毎年20~38人の名前が書き加えられている。 申告には、県のホームページなどから入手できる戦没者申告票と証明書、戸籍簿(除籍簿)、その他の資料が必要になる。戦時中に消失して戸籍簿がない場合などは相談に応じる。 来年の追加刻銘の締め切りは11月29日。問い合わせは平和・地域外交推進課、電話098(894)2226。
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