肉の日の駅弁は「常陸牛」「常陸の輝き」をダブル焼肉で!
【ライター望月の駅弁膝栗毛】 「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。 【写真全6枚】常陸牛はカルビ焼き、常陸の輝きは味噌焼きに
毎月29日は「肉の日」。肉の日に出張や観光でお出かけの方は、意識して「肉駅弁」を選んでみるのも楽しそうです。ご当地性が重視される駅弁では、全国区のブランド肉だけでなく、駅弁屋さんがある地域ならではのご当地ブランドを、お試し感覚でいただくことができます。今回はいま、観光キャンペーンが開催されている茨城県のブランド肉「常陸牛」と「常陸の輝き」を焼肉でいただきました。
12月いっぱいまでJRグループと自治体によって開催されている「茨城デスティネーションキャンペーン」。季節が進んで、青い空が広がる日も増えてきました。冬になると、乾いた空っ風が吹きつける北関東。群馬では「上州の空っ風」や「赤城おろし」、栃木では「男体おろし」「那須おろし」などと呼ばれますが、茨城県では「筑波おろし」と呼ばれるそうです。風を通さない服装で、晩秋から初冬の柔らかな日差しを浴びると気分がいいものですね。
茨城デスティネーションキャンペーンに合わせて登場した、水戸駅弁・しまだフーズの新作駅弁の1つに「ダブル焼肉弁当」(1380円)があります。掛け紙にも、“茨城ブランド牛・常陸牛”と“茨城ブランド豚・常陸の輝き”の文字が躍っています。この「ダブル焼肉弁当」は、水戸駅のNEWDAYSはもちろん、東京駅の「駅弁屋祭 グランスタ東京」など、首都圏の主要駅でも販売があります。
【おしながき】 ・白飯(茨城県産米使用) ・常陸牛カルビ焼き ・常陸の輝き(豚)の味噌焼き ・人参ナムル ・小松菜ナムル ・煮物(れんこん、椎茸) ・紫キャベツのマリネ ・栗の甘露煮
常陸牛はカルビ焼き、新しいブランド豚・常陸の輝きはしまだフーズの人気駅弁「豚べん」で定評のある味噌焼きに仕上げた「ダブル焼肉弁当」。人参と小松菜のナムルも入って、列車内でもプチ焼肉屋さん気分が楽しめます。さらに駅弁マークをつけた駅弁屋さんの焼肉弁当は、本人だけが香りを楽しめるような配慮も万全。この他、茨城らしい蓮根や栗の甘露煮が添えられ、紫キャベツのマリネのサッパリ感も、心地よさを演出してくれます。